運用方針
大きな資源を要求するジョブが(後回しにされず)適切に実行されるよう、以下のポリシーを設定しています。計算結果に質的な影響のない範囲で要求する資源は必要最小限に抑えてください。
スケジューリング: fairshare型
過去2週間の実行時間等に基づき優先順位が動的に計算され、優先順位の高いユーザのジョブから順に実行されます。qstat -lコマンドのSHARE_INFO欄で優先度を確認することができます。
追い越し: backfill型
各ジョブの実行時間制限(-W)をもとに計算を行い、他のジョブの実行開始時刻に影響を及ぼさない場合、追越しが発生します。たとえば、大規模ジョブが開始されるまでの間に実行を完了できる小さなジョブを走らせることができます。ジョブ投入時に実行時間制限(-W)を必要最小限にすることにより、ジョブが早く実行されやすくなります。