卒業論文・修了論文について
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京都大学 生存圏研究所 生存圏電波応用分野
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宇宙太陽発電所SPSとは、宇宙空間に太陽電池を設置し、マイクロ波を用いて無線で地上に電力を送り利用する将来の発電所構想です。太陽光発電の安定性と設備稼働率を向上させる新しい基幹エネルギー源のひとつとして注目されています。2010年にはSPSのための研究設備A-METLABも導入し、さらなる研究を進めています。 さらに詳しく。
マイクロ波帯の半導体送信機及び電子管を用いたマイクロ波送電システムには各々課題があり、低損失かつ高精度なものが要求されます。当研究室では、電子レンジ等の加熱用に広く利用されているマグネトロンをマイクロ波発生素子として用いた高効率・高精度・低ノイズ・軽量・安価な送電システム、半導体素子を用いた小型・軽量・高機能な送電システムの研究開発を行っています。また、更なる高効率化・小電力化/大電力化・小型化が要求されているマイクロ波受電素子(レクテナ)の研究開発も行っています。これらの研究課題に対して、マイクロ波回路シミュレータを用いた設計から回路製作・計測実験までの全行程を行っています。 さらに詳しく。
マイクロ波加熱は電子レンジとして世界中で広く利用されている加熱方式であり、短時間でムラなく加熱できるという特徴から、省エネルギーな加熱方式として期待されています。当研究室では、この特徴を活かしたマイクロ波加熱応用研究として、木質バイオマスからバイオエタノールを生成するためのマイクロ波加熱前処理装置の設計開発、マイクロ波照射による高機能材料の生成に関する研究を行っています。 さらに詳しく。